【図で考えるとすべてまとまる】コンサル流解釈!!図で考えて仕事を2倍早く終わらせる
ロジカルシンキングの本とか読んでるけど全然身についた気がしないし、仕事で使えない。。。
たくさん本を読んでいるのにビジネススキルの向上につながらない。。。
こういった疑問に答えます。
今回は、村井瑞江さんが書いた「図で考えるとすべてまとまる」を読んだので
コンサル流に解釈し+αにして皆さんに届けたいと思います。
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図で考えることの重要性・メリット
1、図で頭を整理することができる
皆さんも会議をしていて、議論をしているのにイマイチよくわからないなんて思ったことありますよね。
日常生活でも、旅行の日程を文字だけでなく図を使って表現してみたら腹に落ちたという体験をした方は多いと思います。
図はいわば、情報を分類して目に見える形で整理したものです。それによって、複雑な情報を整理して、簡単に理解することができるのです。
例えば、ダイエットしても体重が落ちない原因を図で表してみましょう。
このように図で表すと、頭のモヤモヤがすっきりしてきて、具体的なアクションに移すことができそうですよね。
2、図は問題解決に役に立つ
コンサルティングファームでは上記のロジックツリーのようにたくさんの図を使って物事を分析していきます。
その理由としては、自分でも理解しやすいし周りの人にも内容を理解させることができるからです。
私がコンサルを行ったある有名企業では、社長が必ず、鉛筆を手にとって紙に現在の状況・未来の展望を書いて構想を行っていました。
3、図を使うと仕事が早く終わる
情報化社会の中では大量の資料を作成することより、要点を掴んでスピーディーにわかりやすく表現することです。
図で表現する技術を身に付けると、これまで作成に時間かかっていた様々な資料が、短時間で作れるようになります。
4、図は効果的に相手に伝えることができる
よくコンサルタントの資料はとてもわかりやすいと言われてますが、それは忙しい経営者に提案するために少し見ただけでも良い提案だということがわかるように作られているからです。
図を使うことで相手は頭でその内容を考えなくても全体的な印象として理解することができます。
つまり、図は映像と同じ力を持っていて文字の情報に比べてはるかに簡単に相手の記憶に印象づけることができるのです。
5、図は様々な仕事のシーンでとても役に立つ
伝えたいことを頭で表現する技術はどのような場面で使えるでしょうか?
例えば企画書や提案書、さらにノートに自分で考えた事をまとめる時にも役に立つ。
また、プレゼンテーションでは図にワンメッセージ説明を加えるだけでわかりやすい発表を行うことができます。
他にも会議のファシリテーションをする際に参加者の意見や議論の流れをホワイトボードに図で表現するだけで会議の見える化を達成することができます。それによって参加者はどの場面でも自分の頭を整理することができスムーズな議論を築くことができます。
覚える図は6つだけ
ここからは具体的にどのような図で考えればいいか紹介していきます。
1、ロジックツリー
まずはロジックツリーです。
ロジックツリーは物事を因数分解して簡単に考えられる課題に分けることができます。
2、マトリクス
マトリックスのパターンは物事を2つの軸で分けることによってそれぞれの位置づけや強弱がすぐにわかります。例えば、自分の会社がやっている事業が市場成長率の高低とマーケットシェアの高低の2軸で分けることでどの部分を戦略的に改善していくべきか、直感的に理解することができます。
3、比較を表す図
比較を表す図は自分が提案したい内容が他とどう差別化をできているかを示したいときに使います。こうすることで自分が提案したい内容をより魅力的に見せることができます。
4、線表の図
線表の図は時間を目に見える形で表現します。今後の仕事の計画や各メンバーの役割を明確にしてチームで共有することができます。
線表の図の良いところはゴールから逆算してタスクを洗い出せることです。実際にスケジュールを書き出すと抜け漏れがあったり、時間的に間に合わないことがわかったりするなど様々なことが理解できます。
5、コンセプトを丸で表現する
コンセプトをうまく伝えたいのに文字だけで表現しづらいことがあります。コンセプトを伝える事はたくさんあるのですが、ここでは誰にでも書ける方法を紹介します。
コンセプトの構成要素をまるで書き出しそれらの関係を重ねたり矢印でつなげたりすることができればコンセプトの図は完成です。
例えば、キャリアコンサルタントが転職を考えている人にどのように自分に合っている仕事を見つけ出すかを表現したものが上図です。自分が得意であり、大好きであり、社会的なニーズがあり、稼げる仕事というのが1番生き甲斐に繋がると直感的に理解することができますね。
6、流れを示す図
流れを示すプロセス図は、物事を段階的に分けて考える場合に使います。例えば顧客と自分の会社がどのような関係でサービスをやりとりをするかを分析するために使います。
以上、6つの図の使い方を覚えて、日々の仕事の中で紙に書いていけばすぐに頭で考える癖がつきます。自然と頭の中で図を使って考えられるようになれば仕事は2倍3倍のスピードでこなすことができます。
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すぐに行動に移しましょう。