【現役コンサルおすすめ】超一流になるために読むべき本【MBA】
どうもRyuです!私は現在、トップティアのコンサルで働いています。
今回は、プロフェッショナルなビジネスマンの登竜門であるMBAスクールで読まれている本を紹介したいと思います。
巷にあふれているそこらへんのビジネス本ではなく真の名著を読むことをおすすめします!
MBAのスキルを身につけるために、計画的に読んでいきましょう。
「新訂 競争の戦略」 著:M・E・ポーター
ビジネスにおいて、競争はできるだけ避けなければいけません。
この本は、激しい競争を賢く回避して、ビジネスで優位に立つための本です。
本書は、経営者が必ず手元に置いておくといわれるほどの経営戦略のバイブルであり、
この本は外すことはできません。
競争戦略を立てる方法を実際のビジネス状況に合わせて展開しています。
◆まとめ1
「競争が激しい業界は儲からない」
競争は見方を変えると
同業者だけではなく、代替品、新規参入者、売り手、買い手も競争の相手となります
この考えがいわゆる「ファイブフォース分析」と呼ばれるものです。
例えば、コンビニ業界で考えると、
同業者→価格競争を回避して低収益化を防ぐ
代替品、買い手→利便性、近接性を上げ、客のニーズに応え続ける
新規参入者→AmazonGoなど新たに参入してくる敵の戦略や技術をチェック
売り手→販売力を武器にメーカーとの協業を進める
以上のように、経営において5つの視点から戦略を考えると効率的なのです。
◆まとめ2
「どう戦うか」
①コストリーダーシップ戦略
→「規模の経済」や「経験曲線」などにより他社よりも低いコストにする
→顧客のニーズを掘って探り、対応することで、より高い価格で売れるようにすること。
③集中戦略
→特定の市場や商材をに資源を集中し、そこで他社より優位に立つ戦略。
ポイント
競争戦略の本質は、価格競争を賢く回避して、高収益化すること
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「競争戦略論I」 著:M・E・ポーター
◆まとめ1
戦略で最初に考えなければいけないこと、それは
「やらないことを決めること」です。
どの顧客をターゲットとするか、どのニーズに応えるか、
選択することが重要です。
日本企業はあれもこれも手を出してしまうが、
何かをとれば何かを捨てなければならないのは常識です。
トレードオフを見極めることが大切です。
◆まとめ2
今の時代、すぐにビジネスモデルを他社にまねされてしまうが、
トレードオフで見極めた事業を組み合わせ、連携させることができれば
他社との差別化が図れるのです。
ライバルとの違いを積極的に打ち出して特有のポジションを確保しよう。
ポイント
戦略的に何をやらないかを決めて、組み合わせ方を考えていく
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「戦略サファリ 第2版」 著:ヘンリー・ミンツバーグ
「計画された戦略」と「創発」が強い戦略を生む
まとめ①
「分析技法を通して戦略を開発したものはいない。分析技法が戦略を生み出すのではなく、人が生み出すのだ」
⇨データ分析や経営のフレームワークはただの武器にすぎず、結局は人が大切だということです。
北海道のコンビニ業界シェア1位のセコマは「北海道からは出ない」ことや「大手コンビニがやるようなことはやらない」という戦略を徹底するなど、ポーターの集中戦略を採用している。
このような戦略は最初から思いついていたものではなく、行動と学びを積み重ね、現実に合わせて戦略を徐々に修正していった結果、現在の戦略に行き着いたのである。
まとめ②
戦略にはあらかじめきっちりと考えた「計画された戦略」と試行錯誤による学びを蓄積することにより編み出した「創発戦略」がある。
両者を組み合わせてこそ優れた戦略が生み出される。
ポイント
まず「計画的戦略」を考えぬき、現場の学びを「創発的戦略」で進化させるのが重要です。
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