【コンサル業界MAP】戦略コンサルティングファーム12選
今回は東大京大などの高学歴の学生に人気のある戦略コンサルファームをまとめていきます。
戦略コンサル出身者は経営戦略を分析するスキルを武器にビジネス界で活躍してる方が多いです。
興味が出てきたらぜひ戦略コンサル業界へチャレンジしてみてください!
マッキンゼー・アンド・カンパニー
マッキンゼー・アンド・カンパニー(McKinsey & Company, Inc.)は、世界で一番有名なコンサルティング会社であり、アメリカ合衆国に本社がある戦略コンサルティングファームです。
大前研一やDeNA創業者の南場智子などそうそうたるメンバーを輩出しているトップファームです。
「ファクトベースコンサルティング」が特徴的で、最近はデザインコンサル企業やデータ分析企業を買収するなど提案型からハンズオン型のコンサルティングへと移行している。
ボストンコンサルティンググループ(BCG)
ボストン コンサルティング グループ (Boston Consulting Group) は、アメリカ合衆国に本社を置くコンサルティング会社です。一般的にBCGと呼ばれています。
グローバルな戦略系コンサルティングファームとして知られ、時価総額上位500社の3分の2以上がBCGのクライアントとなっており、マッキンゼー・アンド・カンパニーとトップを争っています。「経験曲線」や「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント (PPM)」といったフレームワークなどの開発したことでも知られています。
BCGは「Working With Client」と顧客の内部に入り込んで内部から企業を変えていく超ハンズオン型のコンサルティングスタイルを採っていることが特徴です。
主な有名人として、ミスミグループ会長の三枝匡やドリームインキュベーター会長の堀紘一がいます。
ベイン・アンド・カンパニー
ベイン・アンド・カンパニー(Bain & Company)は、アメリカ合衆国を本拠とするコンサルティング会社です。1973年にビル・ベインらのコンサルタントによって設立されました。
トップ3のコンサルファームであるMBB(マッキンゼー・BCG・ベイン)の内の1つです。
特徴としては、激務な戦略ファームにもかかわらず「ホワイト」な職場環境と、「結果志向」への徹底したこだわりがあることです。報酬連動制の契約形態をクライアントと結ぶことも多く、結果・利益へのこだわりが現れています。
カーニー(旧:A・T・カーニー)
A. T. カーニー(A.T. Kearney)は、アメリカ合衆国のシカゴで創立された経営コンサルティングファームです。
Glassdoorによるとカーニーは2017年時点での年収が米国で一位でした。
カーニーは他の戦略ファームと比べて常駐案件が多く、「現場主義」であることが特徴的です。
主な著名人は、楽天証券社長の楠雄治やラクスル株式会社代表取締役社長松本恭攝などがいます。
ローランド・ベルガー
ローランド・ベルガー(Roland Berger Strategy Consultants)は、ドイツのミュンヘンを拠点とする、ヨーロッパで最大の戦略コンサルティング会社です。
ヨーロッパで生まれたファームであるため他ファームとはいくつか異なる特徴があるとされています。
具体的には、短期的な利益増加・企業価値向上ではなく、長期的に考えること。経営学に基づいたトップダウンアプローチではなく企業の文化や社員の意思を尊重することやアントレプレナーシップを大切にしたコンサルティングを行います。
経営共創基盤(IGPI)
株式会社経営共創基盤(Industrial Growth Platform, Inc.略称: IGPI)は、東京都千代田区に本社を置くハンズオン型のコンサルティング会社です。事業戦略立案(経営コンサルティング)やM&A実行支援(財務アドバイザリー業務)を行っています。
特徴としては、戦略、会計、組織のすべてに関与することができ、徹底したハンズオン型を採っていることです。一般的な戦略コンサルファームは法務・財務などの分野は他の部署に任せることが多いですが、IGPIでは包括的に経験できます。
ドリームインキュベーター(DI)
ドリームインキュベータ(Dream Incubator Inc.)は、東京都千代田区に本社を置き、戦略コンサルティングおよびベンチャー投資事業を中心に、新規事業創造を支援するビジネスプロデュースを行っているコンサルファームです。
BCGの日本支部代表であった堀紘一が創設したことでも知られています。
『社会を変える 事業を創る。』をミッションに掲げ、成熟した大企業の新規事業をプロデュースしています。
アーサー・D・リトル
アーサー・D・リトル(Arthur D. Little)は、アメリカ合衆国のボストンで設立された、世界最古の経営戦略コンサルティング会社です。
「“Side-by-Side”、常に顧客とともにあること」をミッションとして、顧客の「腹に落ちる”成果を出すこと」を目標としている戦略コンサルファームです。
戦略コンサルファームの中でも、理系分野の知識や技術を用いた具体的な提案をすることが特徴的です。 そのため、理系のバックグラウンドを持っている社員が多く、クライアントでも特に製造業がとても強いです。
コーポレイト・ディレクション
1986年にBCGに在籍していたコンサルタント10名が、日本国内初の独立系経営戦略コンサルティングファームとして設立しました。
特徴としては、数年にわたるコミットによって企業のトップ層とミドル層の認識齟齬をなくしながら経営戦略を成功に導いていくことです。
また、ファースキャリアとしてのコンサルタントではなく、新卒社員はマネージャーまで育て上げるカルチャーがあり、パートナーが責任を持って採用するスタイルを採っています。
P&Eディレクションズ
Apple⇨米国MBA⇨BCGを経験した創業者が立ち上げたコンサルティングファーム。「経営コンサルティング」というよりも、「事業支援」にこだわっているということが特徴的です。
また、マネージャー以上になっても業界を絞らずに多種多様な業界を経験でき、若いうちから営業にも参加させていくスタイルを採っています。
Strategy&
Strategy&は、グローバルな戦略コンサルティング会社である。 2014年にプライスウォーターハウスクーパース(PwC)との合併により社名を変更するまでの名称は「ブーズ・アンド・カンパニー」。
プロダクトライフサイクルやサプライチェーンマネジメントなどの有名なフレームワークを開発したことでも知られる。
PwCグループの知見を活用してコンサルティングを行うため、幅広いサービスが可能となっている。
ガートナー
ガートナー(Gartner, Inc.)は、IT分野を中心としたリサーチ・コンサルティングを行う企業です。
IT戦略に特化したファームでしたが、最近の活発なM&Aや実務経験者の採用などにより、戦略や組織などにもサービスを増やしている。
ガートナーの最大の特徴は「中立性」です。特定ベンダーに与することなく、顧客第一主義で考え、自社製品を持たないことで全てのITベンダーと距離をとっています。
その結果、ガートナーは中立で公平なサービスを提供できています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
戦略コンサルファームは多く存在しますが、それぞれミッションやポリシーが異なり面白いですよね。
興味をもった企業があればぜひエントリーしてみてください!
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