【AIに代替されない】将来性の高い業界TOP3!!転職に強い業界を紹介します
こんにちはRyuです。
たくさん稼ぎたいけどどの会社に行けばいいかなぁ。。
業界選びって難しいよな。。
転職考えているけど、今の業界のままでいいかな。。
将来のことを考えた業界選びをしたいな〜。。
こういった疑問に答えます。
今回は、コンサルタントである私自身の視点と様々な業界で活躍している同期のキャリアから考えて、
ネクストキャリアを飛躍させる可能性が高い「3つの業界(コンサルティング業界、金融業界、IT業界)」の紹介をしていきたいと思います。
コンサルティング業界
コンサルティングとは、民間企業や政府機関などのクライアントが抱えている課題に対して、問題解決を支援するアドバイザー集団です。
俗に人に対してではなく「企業のお医者さん」的な役割を果たします。
ただ、コンサルティング業界といっても、経営戦略や業務、IT、財務に関するコンサルティング会社などがあり、それぞれのサービス内容はとても多様です。
コンサルティング会社のキャリアで注目すべきポイントは、
普通の会社では十数年経ってから経験するであろう「経営課題を解決する」という難易度の高い経験を早期に積むことができる点です。
そのためコンサルティング業界の出身者はポストコンサルタントと呼ばれいろいろな企業で採用されています。
また、コンサルタントは業界を超えて経営課題を解決することから固有の業界に縛られない多岐にわたるキャリアを構築していくことができます。
私は最初、コンサルティングファームは経営戦略をアドバイスするだけで実際に実行するのはクライアントであると思っていましたが、最近では戦略を提言した後に実行支援まで踏み込んで行っていることが多いです。
こうした経営者視点での経験は起業する際にとても役に立ちます。
それでは実際のコンサルティングファームの種類を大まかに説明していきます。
戦略系(経営者の参謀とした戦略立案支援)
戦略コンサルティングファームは、様々な業界のクライアントを対象に主に戦略提案、M&A、業務改革、組織改革などをサービスとして提供しています。
ポストコンサルキャリアとしては、経営企画やマーケティング部門、ベンチャーのCEO、ファンド、投資銀行など幅広い業界へキャリアチェンジすることが多いです。
主な戦略コンサルティングファームは、マッキンゼーアンドカンパニー、ボストンコンサルティンググループ、ベインアンドカンパニー、ATカーニー、ローランドベルガーなどが代表的です。
総合系(戦略・業務・ITをオールラウンドにカバーする)
総合型コンサルティングファームは、戦略提案、業務改善、IT戦略など様々な経営課題の解決を手がけています。
ポストコンサルキャリアとしては、担当してきた業界よって異なりますが経営企画部門やマーケティング部門、情報システム部門などへの転職が可能です。
主な総合コンサルティングファームはアクセンチュア、デロイトトーマツコンサルティング、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)、KPMGコンサルティング、アーンストアンドヤング(EY)、リカレントコンサルティング、アビームコンサルティングなどが挙げられます。
IT系(最新のIT動向から戦略立案しシステムを導入)
ITコンサルティングファームは、IT戦略立案、グランドデザイン、要件定義などITの目線から経営を見つめ直し、実際にシステムを導入していくコンサルティングファームです。
デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まる昨今の事情により、とても希少価値が高まっています。
ポストコンサルキャリアとしては、経営企画部門や情報システム部門、ベンチャーのCTO、CIOなどへの転身が可能です
主なITコンサルティングファームは、フューチャーアーキテクトや日本IBM、ウルシステムズ、ケンブリッジテクノロジーパートナーズ、などが挙げられます。
シンクタンク系(政策に関する分析から企業戦略まで幅広く提供)
シンクタンクは、政府や企業から委託された特定の課題を分析し専門的な立場から政策や企業のあり方を提案する機関です。
大手シンクタンクの野村総合研究所では経営コンサルティング部門、ITコンサルティング部門、リサーチ部門等を総合的に扱っており多様なサービスを提供しています。
また、大手証券外車などを親会社に持ち、大手企業のグループネットワークを生かした情報収集能力があることも特徴的です。
ネクストキャリアとしては、経営企画部門やマーケティング部門、情報システム部門などへの転職が可能です。
代表的なシンクタンクとしては野村総合研究所、大和総合研究所、三菱総合研究所、三菱UFJリサーチ&コンサルティング、日本総合研究所などが挙げられます。
財務系(財務会計や税務の視点からお金に関するアドバイスを提供)
財務系コンサルティングファームは、財務会計・税務の視点からのアドバイスに加え、M&A、企業再生など財務周りのコンサルティングサービスを幅広く展開しています。
また、総合系のファームでは戦略から財務まで一気通貫して包括的にサービスを提供する会社もあります。
財務周りのコンサルティングスキルを磨くことによってネクストキャリアとしてはファンドや投資銀行、CFOへの転身も可能になります。
主な会社としては、デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー、KPMG FAS、EYトランザクションアドバイザリーサービス、PwCアドバイザリー、ダフアンドフェルプスなどが挙げられます。
組織人事系(組織改革、人事戦略などを専門とする)
組織人事系のコンサルティングファームは、一般企業や政府機関を対象に人事戦略や組織制度改善等の支援を提供しています。
また、企業組織の風土改革や人材開発、タレントマネジメントなど企業に深く入り込んだコンサルティングも活発に行われています。
最近多いのが、買収先の風土改革や企業文化の浸透戦略プロジェクトです。
組織人事系のコンサルティングファームでスキルを磨いた後は人事企画部門に業界を一気通貫して転職することが可能になります。特にIT人材やグローバル人材に強いコンサルタントはとても魅力的なキャリアを歩むことができます。
主なファームとしては、ウィルスタワーズワトソン、マーサー、コーンフェリーなどが挙げられます。
マーケティング・ブランド系(企業価値や認知を高めるサービスを提供)
マーケティング・ブランド系コンサルティングファームは、マーケティング戦略やブランド戦略の戦略提案から実行支援までを包括的にサービス提供しています。
企業のブランド価値や商品の認知度を向上させるためにメディア戦略や最近ではSNS戦略、映像などのクリエイティブコンテンツの制作まで提供することもあります。
企業が海外進出する機会が多い昨今では、海外でのブランディングやマーケティング戦略支援のプロジェクトが多くなっています。
マーケティングブランド型コンサルティングファームでスキルを身に付けた後和事業外車のマーケティング部門や広報部門、CEO室等への転身が可能です。
主なファームとしては、インターブランド、博報堂コンサルティング、サイモンクチャーアンドパートナーズ、ZSアソシエイツ、USJ再興で有名な森岡毅氏の「刀」などがあります。
金融業界(投資銀行部門、PEファンド)
金融業界とはいっても普通の銀行や証券会社、保険会社等ではなく、特に投資銀行部門とプライベートエクイティ(PE)ファンドです。
その背景には、近年M&A関係の会社の年収が上がっている事があるように、M&Aの需要が極めて増えているからです。それに伴ってM&Aを実際に実行することができる人材がとても重宝されています。M&Aによってスピード感のある経営をしていかなければならない社会において、これからもその需要は増えていくと考えられます。
PEファンドでは投資先の経営に深く入る必要があることから若いうちから経営者としての経験が得られるキャリアです。そのため様々な企業の経営幹部に抜擢されるチャンスが多くあります。
また、この業界は他の業界に比べても超高収入の業界です。まとまったお金を若いうちに稼ぐことができ、そのお金で起業やエンジェル投資家への転身なども考えられ、とても注目されています。
それでは説明していきます。
投資銀行部門、M&Aブティック(財務戦略やM&Aの支援を実施する)
投資銀行部門の業務としてはM&Aの仲介やM&A戦略の立案などです。
企業を対象に資金調達や財務戦略アドバイスを通じてM&Aを行うのがメインの仕事となります。
M&Aを行う投資銀行部門の出身者は、事業会社の経営企画や財務部門、CFO等へ転身することも珍しくなく、転職先がとても幅広い点で注目されています。
代表的な会社としては、ゴールドマン・サックス証券、jpモルガン証券、モルガンスタンレー証券、UBS証券、野村証券投資銀行部門、日本M&Aセンター · M&Aキャピタルパートナーズなどがあります。
PEファンド、ベンチャーキャピタル(投資先の経営成績をグロースし利益を得る)
PEファンドは、企業を買収、または企業に出資し、経営陣を送り込むなどして企業価値をバリューアップすることでリターンを得る事業です。
主に、非上場会社を投資対象とし、種類としては、バイアウトファンド、企業再生ファンド、ベンチャーキャピタル(VC)などがあります。
ファンドは最終的に企業売却することで最初に買ったときの価値と売ったときの価値の差で大きくリターンを出ます。
売却した際の収益が立て直した担当者の報酬(キャリーボーナス)となることから非常に年収が高くなる可能性があることで知られます。
また、投資先企業の経営に深く関わることから若いうちから経営を左右する立場に置かれるため、 20代、30代早期に取締役として抜擢されることも少なくはなく経営人材としては貴重な経験が得られます。
代表的な会社としては、カーライルグループ、コールバーグクラヴィスロバーツ、ベインキャピタル、グロービスキャピタルパートナーズ、フューチャーベンチャーキャピタルなどがあります。
IT業界
IT業界は、現在の世界の産業の中でも群を抜いて成長している業界です。
下記の図を見てみると世界時価総額ランキング上位を占めているのはほとんどIT企業です。
とても圧倒的ですよね。
高成長業界のため、年収アップやハイランクポジションへの昇進機会も今後増えていく傾向にあります。また、業界内の他企業で魅力的な転職機会が多く存在することも魅力的です。
現在、新たに新規事業を立ち上げようとした際には必ずITに関連するものと言って過言ではないので、インターネットビジネスを立ち上げた経験がある人は即戦力として採用されます。
特に、デジタルトランスフォーメーション(DX)つまりデジタルの力による経営改革が社会的な課題である昨今においてインターネットビジネス経験者がとても重宝されます。
IT業界で成長している企業には今や生活に欠かせない企業がとても多くあります。そのような不可欠なサービスをマネジメントしたいと考える人材はとても増えていて、コンサルティング業界でスキルを身に付けた後の転職先としてとても有望になっている状況も見られます。
私は、どの業界にも興味がない転職者や学生に対しては「とにかくITに絡んでいる企業を選びなさい」と言っています。それだけITについて造詣を深めておくことは現代においては重要です。
主な企業としては、Apple、Amazon、microsoft、サイバーエージェント、DeNA、NTTデータ、エムスリーなど業界を超えてたくさんあります。
まとめ
・ネクストキャリアを飛躍させる可能性が高い業界は、コンサルティング業界、金融業界、IT業界
・コンサルティング業界のポイントは、普通の会社では十数年経ってから経験するであろう「経営課題を解決する」という難易度の高い経験を早期に積むことができる点
・投資銀行では近年需要が増加しているM&Aについての知見が得られ貴重
・PEファンドでは投資先の経営に深く入る必要があることから若いうちから経営者としての経験が得られるキャリア。そのため様々な企業の経営幹部に抜擢されるチャンスが多く存在
・IT業界は、高成長業界のため、年収アップやハイランクポジションへの昇進機会も今後増えていく傾向にあり、業界内の他企業で魅力的な転職機会が多く存在することも魅力的